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戦略の泉

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1.一 番 手 戦 略

一番手戦略とは、勝ち馬に自らがなる為の戦略という意味と、勝ち馬に乗るための戦略という意味の二種類の戦略が含まれています。
この戦略は、非常に普遍性の高い戦略であり、製造業、流通業、農林漁業、サービス業、運輸業等々、いずれの業界においても有効です。

製品、商品開発では、この一番手戦略が二度利用されます。
否、二度利用することが、成功のための定石となっております。

まず最初の活用は、開発対象マーケットの選定です。
〝ツキと付きあえ!〟が企業の発展にとっては重要なのですが、この〝ツキ〟を、〝一番手〟と読み換えていただければ、ご理解が早いのではないかと存じます。
つまり、いちばん伸びている業界、一番売れている店舗、一番利益を上げている企業等々、〝一番〟というところに注目して、自社のお役立ちの余地を捜してみるのです。
例えば、現在であれば、アクティブシニア市場 ・カーナビ市場 ・DVD市場 ・デジタルカメラ市場 ・携帯電話機等の移動体通信市場 ・燃料電池、風力等のローカル発電市場 ・有機EL /無機EL市場 ・ゾロ医薬品市場 ・無線タグ(RFID)市場等々が一番手の代表格であるといえるのではないでしょうか?

つぎに、二度目の一番手戦略の活用なのですが、この一番手市場の中から自社が一番手になり得るものを見つける事です。
この時、自社の建屋や設備等には余りとらわれない方がよいように思います。
本当に大事なものは〝眼に見えないもの〟であると肝に銘じて、目先のハードウェアに気をとられない事が肝要です。