セミナー
戦略の泉
お役立ちの経営情報
- 1.一番手戦略
- 2.GIVE & BE GIVEN 型戦略
- 3.クイックメリット戦略
- 4.ゼロタイムラグ化戦略
- 5.ニーズ⇔付加価値直結化戦略
- 6.マクロの着眼・ミクロの着手化戦略
- 7.管理混乱・実務の整備化戦略
- 8.強みの強化戦略
- 9.計画実施同人化戦略
- 10.最大欠点・最大長所化戦略
- 11.質先・量後戦略
- 12.成功映像4K化戦略
- 13.成功事例の拡大伝播戦略
- 14.戦略の五態『攻・守・創・退・養』
- 15.頭体活用・天職化戦略
- 16.比較観察・知恵活用戦略
- 17.百人の一歩化戦略
- 18.予測MM・大的短期化戦略
- 19.率先垂範 DO→PLAN戦略
- 20.流れ方向一定化戦略
- 21.例外捜し戦略
- 22.競争設定・活性化戦略
- 23.押し込み・補充・即応化戦略
- 24.ベキ乗確率排除戦略
- 25.新規・多角化⇒伸び・拡大
- 26.多回実験・一挙実施
- 27.一所深耕・横拡大
- 28.スペース圧縮⇒効率化戦略
- 29.多回構築・強味の強化戦略
- 30.困知成長戦略戦略の泉
3.クイックメリット戦略
『時間の隠れ蓑』を知っていますか?
子供の頃、計算ドリルをされたご経験があると思います。
あの計算ドリルで九九の問題を解く時に、『3×6=』という問題に対して、九九をマスターしている子供は、即座に『18』と記入するのですが、九九がマスターできない子供は、『3×5=15、15+3=8』とか、『3+3=6、6+3=9、9+3=12、12+3=15、15+3=18』とかの方法で、答えを導き出します。
計算ドリルの時間を1分間なら1分間に、3分間なら3分間に決めて、短時間で、負荷をかけた状態でやらせてみなければ、子供の実力は、付きにくいものなのです。
実務の世界でも、成績の良い子供のような会社と、成績の悪い子供のような会社とがあります。
同じような業務をしているのに、A社では1週間で出来ているのに、B社では2ヵ月かかってしまっているというのは、ザラにある事なのです。
どちらも計算ドリルの答えは合っているのですが、かかる時間が大幅に違うのです。
このような『時間の隠れ蓑問題』を解決する為には、業務毎のリードタイムを先ず標準化し、その後これを順次短縮して行ってみる事です。
ほとんどの企業では50%程度の短縮が、業績不振の多くの企業では90%程度の短縮が可能となっています。
又、このクイックメリット戦略をとると、直接・間接工数や各種在庫量の削減、品質不良工程の顕在化、設備故障の顕在化等々、驚く程のメリットが出て来る事も期待出来るのです。是非、お試し下さい。