セミナー

戦略の泉

お役立ちの経営情報

5.ニーズ ⇔ 付加価値直結化戦略

必要性(ニーズ)の発生している場所と、その必要性を満たす部分や機能を、直接結び付けるように、仕組みを作りなさい。
例えば、受注情報を出荷現場や製造現場に、間接部門を経由せずに伝達する仕組みを考えてごらんなさい。
なぜ販売部門や、物流管理部門、生産管理部門、工程管理部門を経由して、今の業務の流れが出来ているのでしょうか?
その理由を一つづつ検証して行けば、現状の仕組みの不出来具合が明らかになって行く筈です。
例えば、部材発注についてはどうでしょうか?
部材が必要なのは、それを使用する現場です。
又、部材を作ったり、納入したりしてくれるのは、購買・外注先です。
製造現場から購買・外注先に、部材管理部門や購買外注部門、製造事務所等を経由せずに情報を伝達しようとすれば、何か問題となるでしょうか?

本社の小型化やホワイトカラーの生産性向上という経営課題が、多くの企業で提起されています。
今の業務の流れを前提として、情報システムや各種の業務改善を実施するのか、それとも、ニーズ⇔付加価値直結化を前提として、情報システムや各種の業務改革を実施するのかで、その成果は月とスッポン程、異なる事になるのです。
但し、大きな成果を得ようとすれば、ハイリスク&ハイリターンとならざるを得ませんので、管理職任せにせずに、トップ自身が果敢に決断し、リーダーシップを発揮する事が必要となります。
売上高で1,000億円未満の企業では、社長・副社長・専務さんが、実質的に先頭に立たなければ、ニーズ⇔付加価値直結化は成功していないという事を、忘れないで下さい。