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9.計画実施同人化戦略

『計画実施同人化』は、組織的な活動を行う場合に、忘れてはならないセオリーの一つです。
計画した人自身に実施させると、その実現までの期間が短かったり、その実現も出来ばえが良かったりする事は、皆さん百も承知しておられます。
しかし、戦略的な目標達成活動をするとなると、急に大本営の作戦参謀本部が立案して、現場や事務所が実作業を行う形式を採ってしまうのです。

この原因の1つは、『成功映像の欠如』にあります。
生産性を30%上げろと言われても、何をしてよいかが、ラインでは判らないのです。
『成功映像4K化』を参照してください)※

もう1つの原因は、計画~実施・計画~実施の連鎖の作り方が定着していない事が挙げられるのではないかと思います。
例えば、工場内を整理・整頓するというテーマで、計画~実施の連鎖を作るやり方を考えてみますと、先ず、言い出しっぺの工場長が全部長と工場の一区画を実施し、やり方と評価方法を決めます。
次に各部長が部下の課長を使って工場の別の区画を実施し、やり方を決めます。
次に各課長が係長・主任・全職班長を使って工場の又別の区画を、各班長が職場の副班長を使って…… という風に展開して行きます。
このような展開方法を、重複小集団活動と言います。

→ 班員

→ 副班長 → 班員
↑     ↓
↑      → 班員
→ 班長 → 副班長
↑    ↓
↑    → 副班長
→ 課長 → 班長
↑    ↓
→ 部長      → 主任
↑   ↓
工場長     → 課長

→ 部長
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