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16.比較観察・知恵活用戦略

比較観察・知恵活用戦略とは、対比して物事を見る事によって知恵を育成し、問題解決を図ろうとする戦略です。
人間には目が二個あります。
黒と白、男と女、人と動物等等、人間の頭の中にはふたつの物を比較する事によって整理・整頓されています。
ふたつの物を比較し、その差異を明確化し、それを埋める方法を、知恵を育てて作りあげる……
それが活きた形での問題解決活動を生む事になるのです。

例えば、ある製品なり、店舗なりがあって、売り上げが不振であるとします。
この売り上げ不振状況を打開する為には、どうすれば良いでしょうか?
追い詰められた状況になるに従って、人は足元しか見えなくなってしまいます。
場合によると、足元も何も見えなくなってしまいます。
そんな時、売れている類似製品なり、近所に売れている店舗なりを見つけて比較してみると、何故売れないかが見え始めます。
この売れない理由を知恵を育てて解決させなさい。
……というのがここでのポイントです。

販売面でも、製品商品開発面でも、生産面でも、この比較観察・知恵活用戦略は大変有効なので試してみて下さい。
『知恵は困る事によって生まれ、比べる事によって育つ』ということを、覚えておいて下さい。

最後に、優秀な経営者の定石行動パターンとして、『出るクイを伸ばす!』というものがあります。
これは、比較観察対照を社内に作る事を狙った戦略で、社内を活性化させる為の定石であると申せましょう。