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17.百人の一歩化戦略

百人の一歩化戦略とは、パワー不足と意識不足で、解決できずに慢性化しているような問題を、一挙に解決する場合に、利用する戦略です。

例えば、慢性的に設備故障が発生し続けている会社で、自主点検を始めたとしましょう。自主点検をエフ付け・エフ取りレベルで、正しく行なうと、どうなるでしょうか?
修理要求が山のように出て来ます。
この修理要求を、保全部門が対応して修理するとどうなるでしょうか?
手が廻らなくなりますネ。
そうすると、もう自主点検をやっても仕方がないと、現場も保全も思います。
すると、慢性的な設備故障が〝定着化〟してしまうのです。

百人の一歩化戦略でこの問題を解決するには、現場の全員に電気・エアー・オイル・水・駆動部・治具等に分けた自主保全教育を行ない、月に一日、自主保全日を設けて、自主点検・自主整備を、現場自らの手で、全て行なってもらうようにするのです。
一般に、このような百人の一歩を始めますと、故障では毎月30%~50%づつ発生件数が減少して行きます。

本当に困った時には、百人の一歩化戦略を使ってみて下さい。