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18.予測MM・大的短期化戦略

これから将来の事を予測して、それが余り外れない方法があります。
それが、『予測MM・大的短期化』です。

先ず、『予測MM』についてですが、MMとはMIN-MAXの意味です。
過去の実績のMIN-MAXでも、将来の予測のMIN-MAXでも良いのですが、とにかくMINとMAX値を決める事が大事です。

次に『大的短期』ですが、大的とは“的を大きくせよ!”の意味です。
一般に、予測の的の大きさは最終製品<基本製品<半製品<主要部材<素材となっており、この的の大きい方で、予測しなさいと言う事です。
的が大きければ、外れにくいものです。
的が小さければ、外れやすいものです。
同一出荷量で、製品が1つの場合と、製品が10種類の場合とでは、製品1つの場合の方が、10の場合より、需要予測精度が高くなるのです。
予測精度は概ね1/√nに比例します。(n=1,2,3… 予測対象製品数)
例えば、9種類の製品予測を4種類にまとめられると
1/√9 : 1/√4=1/3 : 1/2=0.33 : 0.50
つまり1.51倍、予測精度が上がるという事になります。

( A1 ) ( A2 ) ( A3 )     ( A1   A2 ) ( A3 )
( A4 ) ( A5 ) ( A6 )  ⇒  ( A4    A5    A6 )
( A7 ) ( A8 ) ( A9 )     ( A7    A8    A9 )

最後の『短期』ですが、出来るだけ予測期間を短くしなさいという意味です。
繰り返し生産型では、これは製品生産サイクルを高くする事を意味します。
非繰り返し生産型では、これは設計~部材手配~入手~加工~組立~出荷期間を短縮する事を意味します。