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20.流れ方向一定化戦略

流れる方向が一定しない所には、必ず混乱と淀みとムダが発生します。
流れ方向一定化とは、業務の流れ・物の流れを一定方向にする事によって、混乱・淀み・ムダを排除しようとする考え方です。

事務の世界で、受注~生産計画~発注~検収~部材払出し指示~組立指示~出荷指示という流れを、広いフロアーを前提として、流れ方向一定化で描いてみると、どうなるでしょうか?
一般に、部門別の縦割りでは流れ方向は一定しません。
製品群や顧客単位での横割りをした場合にのみ、流れ方向が一定化します。
この一定化する場合と、しない場合とで、生産性は30%、リードタイムは50%も変わるのです。

生産の世界で、部材入荷~部材入庫~部材出庫~加工1~加工2~加工3~完材入庫~組立払出し~組立~梱包~出荷という流れを、一定化させてみた場合と、一定化させなかった場合とで、生産性は10~30%、リードタイムは20~50%も変わるのです。

新規に工場のレイアウト計画を立てる場合、この流れ方向一定化のチェックを行うと、通常工場のスペースが20~30%も削減できます。
建設コストや搬送機コストでも、予算を30%程度低下させることも、決して稀ではないのです。