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21.例外捜し戦略

ドシャ降り状態で困った時には、例外捜しをしてごらんなさい……。

「景気はどうですか?」、「全然駄目です」が、あいさつ代わりとなったとき、人は「俺も駄目だが、お前も駄目か」で安心できます。
どこか、いつか、若いころに、これに似た会話をされませんでしたか?
そう、学校で難しい試験の後で、「どうだった?」、「全然だめ」という会話をされた思い出が、だれでも一度や二度はおありになると思います。
さてその試験の成績発表になると、平均点は50点くらいしかないのに、90点台を取る奴が、必ず数人はいる。中には、「全然ダメ」と言っていた奴が、その中に含まれていたりして、そいつの人間性を疑いたくなる。そんな事があったのではないでしょうか?

“例外捜し戦略”とは、みんなが50点しか取れていないときに、90点台を取っている企業を探す戦略です。
学業の世界では、いわゆる天才とよばれる人がいて、少しも勉強している様子はないのに、成績はいつもトップクラスという人がいます。
まねして一緒に遊んでいたりすると、エライ目に遭ったりします。しかし、企業活動の世界では、天才的経営者はおられても、天才的企業はありません。その活動が、多くの人びとに支えられた組織で行われているのですから、ありえないのです。
ドシャ降り状態で困った時に、同業、異業を問わず、例外捜しをしてごらんなさい。必ず例外企業は5%くらいの確率で存在しているものです。
そして、例外企業を見付けたら、その企業のやり方の本質を考えて、それを真似てごらんなさい。
案外、簡単に、あなたの会社も例外企業の仲間入りができるかもしれません。