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26.多回実験・一挙実施

『いざ!』という時に、踏んばりのきく会社と、踏んばりのきかない会社とがあります。
例えば、売上高の急激な減少が発生した場合、踏んばりのきく会社では、各種のコストダウン対策や、売上高を回復させる為の多角化・新製品・新市場等に付いての開発・開拓戦略や、営業時間延長やイベント活性化等による商談開拓促進アイデアやアクションが社内から自然に湧き出して来ます。
これに対して、踏んばりのきかない会社では、『売上高の急減などはオレとは関係無いよ!』といった雰囲気が社内に充満しており、アイデアやアクションは何も出て来ないのが常です。
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『多回実験・一挙実施』戦略とは、踏んばりのきく会社作りの為の基本戦略の一つです。
常日頃から、経営者が、無駄を承知の上で、売上高や利益の一定割合を実験的活動に投入し、その対象市場や領域でのノウハウを蓄積しておき、『いざ勝負!』となった時に、これまでに蓄積されているノウハウを一挙に吐き出して、その実施にかかります。
このやり方を、『多回実験・一挙実施』戦略と呼びます。
『多回実験・一挙実施』戦略を採用している企業では、他社と比べてはるかに高いレベルのノウハウとやる気、はるかに速い実施スピードが得られます。
逆に、『多回実験・一挙実施』戦略を採用していない企業では、『いざ!』となってから、ノウハウを捜し始める為に、何をやってよいのかサッパリ判らない人が沢山出てしまい、それらの人々が停滞と無力感、もしくは混乱と対立を引き起こす事になってしまうのです。
『多回実験・一挙実施』戦略は、踏んばりのきく会社作りの基本戦略の一つです。